では、今回発売された「新しいPH5」と「PH5プラス」の違いは何なのでしょうか。
「新しいPH5」でも白熱球150Wが使えるようになった為、輝度が高くなりPH5独自の柔らかく美しい光を、以前より演出しやすいようになりました。
当時ポール・ヘニングセンは、夕食時の食卓の明かりを、窓から差し込む黄昏時の自然光に近づけるという意図をもって、光の補正を考えたといわれています。
このたび発売された、「新しいPH5」は1958年「PH5」の設計当時そのままのオフホワイトの外見に赤と青に塗装された金属製のボトムカバー使用しております。
それにより実現した白熱球の光の色補正を効かせた独自の光のトーンと直下方向への光の柔らかさは、本来蛍光管のために開発された「PH5プラス」に勝るといってよく、一般家庭のダイニングテーブルなどで低く吊り下げて使用する場合は「新しいPH5」をお薦めいたします。
しかしながらパブリックスペースなど省エネを非常に意識する必要があり蛍光管を使用する場合や明るさを優先したい場合は、ボトムカバーをフロストガラスに変え、本体をオフホワイトではなく、蛍光灯の光を考慮したことにより純白に近い白に仕様変更した「PH5プラス」を従来どおりお薦めします。
さて今回バージョンアップされた「新しいPH5」は、ランプの収納スペースが150W白熱球が入るように広くなったため、蛍光ランプも「PH5プラス」同様取り付け可能となりましたが、オフホワイトのシェードでは蛍光ランプの光が美しく反射されません。やはり「PH5」の魅力は白熱球でこそ際立ってくると言えるでしょう。
あくまでも簡易的なものですが、テーブル面より60cm上に吊り下げたときのテーブルトップの明るさ(ルクス)は次のとおりです。