「お茶にしましょう。」


「中国茶」をご存知でしょうか。

 最近はかなりのブームだそうですが、ウーロン茶やジャスミン茶、プーアル茶などがそうです。
これらは 中国茶の中でも、青茶、花茶、黒茶などに分類されます。
日本茶はもちろん、紅茶やハーブティー、コーヒーまで含めて「お茶のみ」好きの私ですが、あるきっかけで 今は この「中国茶」をメインにした喫茶店をひらいております。
おままごとセットのような 中国茶用の茶器たちと、「お茶をする」という行為は、ちょっと疲れたときの 心の栄養 になります。
難しい作法や、お茶の種類、製法などにこだわると 心の栄養からはとおくなってしまうので、「お茶の時間のすごしかた」をお話したいと思います。

お茶は、のどを潤すためのものだったり、読書の友であったり、お菓子のよきパートナーであったりと、いろいろな役割をそつなくこなしておりますが、中国茶のなかには、目をたのしませてくれるお茶もあります。
「緑牡丹―ルームータン―」はその代表かもしれません。
中国茶は、茶葉の形に特徴のあるものが数多くありますが、この「緑牡丹」は茶葉の一本一本を木綿の糸でたばねて、うすい円盤状の形になっています。
これをひとつ、できれば 耐熱製のガラスのポットか、グラスにいれて お湯をそそぐと、ゆっくりと、まるで牡丹の花のように 丸い形をつくりながら 開いていく姿をみることができます。
完全に丸く開花したら お飲み頃です。
お味のほうはといいますと、その形があらわしているかのように、まるみのある まろやかな味をかもし出してくれます。
薄く、透明な緑色のお湯のなかで ゆらゆら とゆれる まんまるの緑色のお花は、のんびりとした お茶の時間を 演出してくれます。 

カフェ・トゥ・トゥー 今野 ユカリ


SIMPLE&WARM
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